19歳はどんな1年でしたか? 20歳はどんな1年にしたいですか?
まずは、あづのために生誕祭を開いていただき、ありがとうございました。
はい、19歳の年は本当に色々な経験をさせていただいて、色んな挑戦もして、八木愛月が大きく変わった年になったと思います。
まず最初に、なんと63枚目シングルが、19歳の年っていうことで。はい。あっ、すみません。63枚目シングルが初選抜に選んでいただいて、初めてのことだらけで、すべてのことが新鮮で、もう1コ1コの活動にありがたみを持って活動することができました。
そして、64枚目シングルも2作連続で選抜メンバーに選んでいただきました。
このシングルでは、いきなりフロントメンバーという、AKB48にとってとても大切なポジションに選んでいただきました。
ずっと先輩の背中を追いかけることに必死だった自分だったんですけど、このシングルから、なんだろう、得たものというか、今の自分を作ってるなと今では凄い感じています。
それは、「自分はAKB48のために何ができるんだろう」とか「AKB48がもっともっとこうなればいいな」とか、今まではほんとに自分のことばっかりを考えてた私だったんですけど、この期間からAKB全体のことを考えるようになったなと、今では思います。それぐらい私にとってとても大切な期間になりました。
そんな中、新劇場ができて、新公演「ここからだ」公演が始まりました。
初日メンバーに選んでいただいて、やる気と「やるっとやるぞ」っていう気持ちであふれていました。
でも、それと同時に怖くて、自分自身が嫌いになりそうな時でもありました。それはソロ曲の『2月のMermaid』をいただいた時です。
10年以上、AKB48を支えてくださった先輩方でもこの新公演は初めてのことで、そんな中、入って2年足らずの研究生がソロ曲をいただいていいのかなって、正直自分自身も納得できませんでした。きっと、そう思った方もいるんじゃないかなと思います。
でも、そんなマイナスな気持ちじゃ絶対見てくれた方は笑顔になってくれないし、少なくともここにいる皆、あづを応援してくれる、あづを好きでいてくれる皆は絶対この曲を喜んでくれると思って、ひとりのステージは怖くて笑顔も作れなかったんですけど、皆のことを思ってたくさん練習することができて、初日を迎えることができました。
そして、今回AKB48・20周年イヤー第1弾となる65枚目シングル「まさかのConfession」でセンターに選んでいただきました。
よく「史上初・研究生センター凄いね」とか言っていただくことが多いんですけど、正直私は悔しい気持ちでいっぱいです。実際今でも思ってます。
それでも、こうして選んでいただいたからには、私は研究生という言葉に甘えたくないです。
まだ発売もされてないし、この期間が始まったばっかりですけど、まだまだ八木愛月は頑張るので、目を離さずに見守ってくださったら嬉しいです。
改めて、たくさんの経験をさせていただいた1年でした。それと同時に色んな涙を流した1年でもありました。
でも、これだけは言えます。こんなに涙を流せるぐらい自分が一生懸命になれるものを見つけれて良かったなって。そして、AKB48がやっぱり大好きだなって思った1年でもありました。
そして、20歳の年は、まずはAKB48・65枚目シングルのセンターを務めさせていただいているので、私なりに精一杯この曲と向き合って頑張りたいなって思ってます。
そして、やっぱりさっきも話したんですけど、18期全員で昇格がしたいです。堂々と「AKB48です」って言えるような、そんな8人になりたいです。
ほんとに、なんだろう、なんだろう、していきたいなって思ってますし、AKB48をもっともっと大きなものにできるように、私も色んな経験をして、これからも、今までにしてなかった経験もこれからたくさん、経験や挑戦をしていきたいなって思ってます。
そして、AKB48をもっともっと引っ張っていける存在に、20歳ではAKB48をもっともっと引っ張っていける存在になりたいなって思います。
素敵な生誕祭を開いてくださった皆さんにメッセージ
もう今日はほんとにあんこちゃんずの皆、ありがとうございました。
ありがとうございます。
えっと、そうですね、今日が幸せすぎて、「あづ明日くるんかな」って思うぐらい本当に幸せな日でした。
そうですね、あづはほんとに、なんだろう、けっこう不器用で、おバカで、なんだろう、やっぱちょっと皆に心配させちゃうこともたくさんあると思うんですけど、でも、なんだろう、あづの特技としてあんこちゃんずを笑顔にさせることは自分の特技だなって思ってるので、これからも、この年も皆さんを笑顔にして、ずっとずっとあづのそばにいてくれるようにあづも精一杯頑張ります。よろしくお願いします。
(2025年3月26日、AKB48劇場、「そこに未来はある」公演)