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豊永阿紀 25歳の生誕祭スピーチ全文

本日お越しいただいた皆さん、そしてDMMでご覧になっている皆さん、ロビーで見てくれてる人も多分いると思うんですけど、こんなに素敵な生誕祭を開いてくださってありがとうございます。

えっと、本当に何もまとまらなくてどうしようって思ってるんですけど、生野が(お見送りに)出られるまでに終わりたいなと思っています。

24歳の1年は、なんか凄く短かったような気もするし、長かったような気もするなと思うぐらい、本当に色んなことがありすぎて。

毎年言ってるなと思うんですけど、なんか、不思議な1年だったなって思います。

それは何でかなって考えたら、こう同期がいつの間にか2人になっていて。

多分、前回の生誕祭とか誕生日を迎える時はもう少しなんか最近のことだったような気がするんですけど、気づけば2人になってたけど、チームに居ると1人っていうのはもうずっと長いからすっかり忘れちゃってるんですけど、ふとした時に「嗚呼、なんか少なくなったな」と思ったり、「先輩になったんだなー」と今更ながら思ったりして。

だからなんか見えるものが全部違ったり、こう、今までほんとに色んな人に自然と助けられたり、甘えさせてもらってたりしたんだなーっていうのを凄く実感する1年だったなと思います。

でも、なんか、その分、えっと、色んな経験をさせてもらう中でほんとに、そうですね、映画が公開、『すうぷ』が公開されたり、んー、あと舞台も2本続けて出させていただいたり、その中の1つではずっとお世話になっていた場所で主役っていう形で使っていただいたりする中で、なんか不思議なことに外の世界に、世界というか外の現場でしているはずなのに、なんかいつもと同じようなことをしてる気がするなっていうか、それだけの、なんだろう、外に出ても年上だったり先輩だったりになるような時間が流れていたんだなということに凄く驚いた期間だったなと思うんですけど、やっぱり学ぶことが凄く多くて、「ここに何を持って帰れるかな」って考えながら過ごす時間は凄く自分の中で大切なものだったなと思います。

でもその反面、やっぱり2ヶ月公演出ないとか、そういうことが、んー、心配はなかったんですけど、なんか寂しいな~とか、皆に会えないし、皆なんか楽しそうにしてていいな~みたいな、思いながら過ごしてて、まだまだここから離れることはできないなと思ったりもした2ヶ月でした。

あとは、コンサートも凄くたくさんしたなと思います。

ほんとに、コンサートの本番を迎える前に次のコンサートの話をしていたり、リハーサルをしていたりして。

次から次へ、そしてそれがやっぱり自分にとって大切な誰かの、皆さんにとっても、皆にとって大切な人の旅立ちだったりして。

その時に皆のことをまとめるっていうのは凄く難しいなというか、んー、これでいいのかなと思いながらやってた気がするんですけど、そんな気持ちで送り出すわけにはいかないなって思った時に、ふと周りを見たら後輩は凄く頼もしくなってるし、先輩との距離も縮まって、たくさん頼れるようにもなってるし、後輩が教えてくれることや支えてくれることも凄く増えて。

んー、でもやっぱり、なんだろう、皆さんにけっこう心配していただいたり、自分のこと大切にしていいんだよって言っていただくことが増えたんですけど、私はやっぱりなんか何かのためとか誰かのためじゃないと凄く怠けてしまう人間だから、なんか、その重さとか、んー、背負わせてもらっているものでようやくなんか車輪が動くみたいな気持ちでどうにかやってた。でもそれが楽しかった1年だったなと思います。

皆さんにはそんな姿で、まぁなかなかこう前に進むので精一杯で、皆さんの、なんだろう、元に、SNSとか色んなものを届けるのがちょっと後回しになってしまったりして、それでも「大丈夫だよ、わかってるよ」って言ってくださって、ずっと待っててくださるその愛情に本当に一番甘えさせてもらってるなと思いますし、んー、だからこそこの1年本当にやってこられたなと思います。本当にありがとうございます。

25歳の1年は、ほんとに24歳色んなことさせてもらってた中で気づく、改めて自分にとって大切なものや存在をもっともっと大切にしたいなと思いますし、やっぱりここに来て安心できるなーって思う後輩たち、そして先輩たち、同期ももちろんですけど、メンバーがいるなって思えた今で。

あっ、発表みたいな流れになっちゃったんですけど、違うんですけど、皆さんとの時間を大切にする、そんな25歳にできたらなっていうのを凄く今思っています。

なので、たくさん甘えた分、皆さんもまたたくさん甘えて欲しいなと思いますし、色んな、また違った景色をまだまだ見に行きたいなと思っていますし、毎年同じこと言ってるけど、毎年ちゃんとそれが叶えられている気がするので、是非、期待っていうプレッシャーをかけて、どうか私を走り続けさせてもらえたらなと思います。

そして、メンバーの皆さんも本当に至らない点ばかりあって、本当にご迷惑をおかけすることも引き続きあると思いますが、時に怒りながら、「お前ちゃんとしろよ」って言いながら一杯一緒に走り続けてもらえたらなと思います。

寂しい別れも多いですけど、まだまだそんな色んな思いを背負いながら糧にして頑張りたいと思いますので、25歳の1年もよろしくお願いします。ありがとうございました。

(2024年10月25日 HKT48劇場 チームH「目撃者」公演)

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