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渋井美奈 16歳の生誕祭スピーチ全文

今日は私の生誕祭に足を運んでくださり、DMMで見てくださり、本当にありがとうございます。

ん~と、15歳の、その最近のことでまずお話ししたいことが、劇団ジグザグバイトさんの舞台に出演させていただいたことなんですけど。

私自身、舞台も2回目だったし、メンバー1人っていうこともあって、顔合わせの時から稽古期間もずっと不安だし、緊張だし、劇団ジグザグバイトさんがHKT48のメンバーが出演するっていうのが初めてだったので、HKT48のイメージを悪くしないようにっていうか、HKTがアイドルだけじゃなくて、ちゃんと色んなお仕事もできるんですよって思っていただけるように頑張らないと、とか色々考えれた期間だったかなって思います。

お稽古が3ヶ月間ぐらいあったんですけど、やっぱ練習の仕方とかもわからないし、すぐに頼れる人もその場にいなかったから、なんか帰り道とか、その稽古中とか、もう自分ができない悔しさとか不安で涙を流しちゃうことも多かったんですけど、なんかファンの方が私の舞台が発表されてから凄い楽しみにしてくださって、「観に行くよ」とか「わざわざ遠くから観に行くよ」ってたくさんの方が言ってくださったから、その期待に応えたいと思って一生懸命頑張れたと思います。

それで本番も、毎公演たくさんのファンの方が来てくださって、私を応援してくださってるファンじゃない方も来てくださって、毎回公演後に嬉しい言葉をかけてくれたりとか、たくさん褒めてくれたから、なんか頑張ってて良かったなって本当に思いました。

正直お話をいただいた時は、なんかすぐに「やりたいです」って言えなかったんですけど、今こうして終わってみて、なんか普段のアイドルのお仕事をしてたら関わらないような方とも関われて、凄くいい刺激を受けれて、なんかほんとにいい経験をさせていただけたなって思うので、頑張って良かったです。

あとは、15歳のコンサートとかイベントでセンターをさせていただく機会が増えたりとか、9月のコンサートでは文化祭実行委員長っていう、ちょっと特殊な、なんか立ち位置にさせていただけたりとか、周年コンサートでもまた赤ジャージを着て目立たせていただけたりしてほんとに嬉しかったんですけど、そうやって目立つ機会が増えたりしたからこそ、その私が目立つようになったその元気キャラ、おふざけ大好きキャラっていう私に対して、なんか勘違いかわかんないけど、そういうのを凄くされることが多くなって。

なんか「しぶいは元気でいるだけで選抜に入れていいね」とか「しぶいはただ自分が楽しんでるだけだね」って言われるのが凄い悔しくて。

美奈は自分なりに良いパフォーマンスになるように考えて努力してるつもりだったし、ファンの方がどうやったら笑顔になって帰ってくださるかな?とかを考えてるつもりだったから、それが伝わらないのも悔しいし、その皆に伝わってない、自分伝わってないぐらいのなんか成長あんまりできてないのかなって思ったりすることも多くなりました。

なんか、やっぱそういうことが、わたし的にはけっこうつらいから、この元気なままじゃなくて、もっと真面目っていうか、大人しくなってアイドルらしくしたほうがいいのかな?とか思ったりもしたんですけど、会いに来てくださるファンの方は「いつもしぶいちゃんが元気だから元気もらえるよ」とか「しぶいが元気だと嬉しいよ」とか言ってくださるから私もこのまま元気な感じでいていいんだなって思いました。本当にいつもありがとうございます。

なんか私がもう1個お話し会とかで言われて嬉しいことがあって。それが、「最高かよ」をセンターで歌った時のパフォーマンスを褒められることなんですけど。

私は本当にはなさんが大好きだから、はなさんの「最高かよ」を見て、「最高かよ」が大好きになったから、いつか「最高かよ」のセンターで歌いたいっていうのも目標の1つにあったので、その目標が叶えられた時はとっても嬉しかったですし、でもこれからも毎回任せていただけるとは思ってないので、毎回任せていただけるように私自身ももっとレベルアップして、はなさんの「最高かよ」が一番だけど、しぶいの「最高かよ」もいいよねって、たくさんの方に言っていただけるようになります。

先日発表された19枚目シングルの選抜メンバーとして活動させていただきます。本当にいつも支えてくださってありがとうございます。

今回で3回目の選抜メンバーとして活動させていただくんですけど、前々回も前回も何か他のメンバーみたいに私がHKTに役に立ててるのかなって思ったりとかすることもあるし、何かいい結果を残してるわけでもないから、このまま選抜っていう立ち位置にいれるかっていうのがずっと不安の1つでもあったんですけど、今回選んでいただいたので、私らしく19枚目シングルも精一杯盛り上げていきたいと思います。

で、16歳の目標、16歳が終わる頃に私がなっていたい姿があって。それが、HKTにしぶいがいたから今のHKTがあるっていう人になりたくて。

私は本当にこのグループが、ファンとしてもメンバーとしても大好きなので、このグループの役に立てることが私は一番嬉しいことだなって思ってて。

その役に立つ方法って色々あると思うんですけど、私は、やっぱ自分自身が一番楽しんで、HKTのコンサートに来ると元気をもらえるなって思ってもらえるグループになるように精一杯頑張りたいです。

なので、これからも私は全力でバーって走っていくので、皆さんも、なんか自分のペースっていうか、自分の、なんか無理はしないでほしいんですけど、私にずっとついてきてくださると嬉しいです。

なんかあるかな? ん~、って感じですかね。

はい、今日は素敵な生誕祭を開いてくださり、本当にありがとうございました。

(2025年6月28日、17LIVE HKT48劇場、チームH「目撃者」公演)

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