20歳はどんな1年でしたか? 21歳はどんな1年にしたいですか?
まずは本日この劇場に足を運んでくださった皆さん、そしてオンデマやVRで見てくださっている皆さん、本当にありがとうございます。
ちょっと、うまく、ほんとに言えるかわかんないし、いつも言わないことを言うんですけど、はい、頑張って言うので、ちょっとあたたかく見守っててください。
20歳の1年は本当に色々な経験をさせていただいて、とってもとっても充実した時間を過ごさせていただいた1年でした。
短大を卒業して、初めてAKB48一本で頑張ると決めて、人生で初めてツアーをさせていただき、そして出張公演で10都市10公演も行かせていただいて、フェスだったり、旧劇場でも新劇場でもたくさんの演目にたくさん出演させていただきました。
ですが、夏に長い間体調を崩してしまって休演してしまったり、ツアーを完走できなかったり、凄い周りにいるメンバーだったり、スタッフさんだったり、家族だったり、ファンの人にも凄く迷惑と心配をかけてしまって、凄い申し訳ない時間もあって、凄い、何だろう、なんかうまく言葉にできないから、なんだろう、ケロッとしてるなって多分思われてたんですけど、凄いもどかしい時間を1人で、熱が下がらなくて過ごしていて。
うん、でも、そんな中でも皆さんにお返しできるのは劇場に立ったりとかだったので、今こうしてまた改めてお伝えできて少しホッとしています。
劇場公演を通して、自分自身のパフォーマンスと向き合う時間も増えて、ダンスが得意でない私は凄く苦戦することも多くて、初出演の際に納得のいくパフォーマンスができず、悔しい気持ちになった時もたくさんあって。
でも、その気持ちは凄く大切にしたいなって思って、改めて気持ちを入れ替えて、自分自身と向き合う時間を作ったり、自分なりに先輩方を見たり、試行錯誤していました。
でも次から次へと色んな演目に出演させていただく機会が決まって、器用じゃない私は事前に余裕を持って練習もしていたけれど、うまくいかず、朝早く練習をして、リハやコンサートや、公演終わりも練習をして、できる限り自分の時間を使って、自分の体調と相談しながら練習をしていたんですけど、納得のいかない日々も続いて、自分自身を責めたり、凄く苦しくて逃げ出したくなる時もあって、劇場に立つ時が凄く怖い時もありました。
でも、そんな中でもファンの人が温かい言葉をかけてくれて、凄くファンの方に支えられていました。
ですが、ファンの人にはまだ嬉しいことも報告ができてないなって思っていて。
シングルが発売する毎にファンの人たちは凄く期待をしてくれるけれど、形にして何か残せているかって考えると、あんまり、んー、成長した姿は見せられていないのかもしれないなって、凄く1人で考える時間も多くて。
それだけがすべてじゃないっていうのもわかっているんですけれど、やっぱり21歳の1年は何か形に残して、応援してくれているファンの方々に喜んでもらいたいのと、劇場公演にたくさん出演をして経験をもっと積んで、自分自身がもっと納得のいくパフォーマンスを1つ1つの曲でできるように頑張りたいと思います。
そして、自信を持って大きな目標を皆さんに語れるように、この21歳の毎日は日々頑張りたいと思います。
素敵な生誕祭を開いてくださった皆さんにメッセージ
ほんとに今日は足を運んでくださってありがとうございます。
そして今日も忙しい中、出演してくださってありがとうございます。
はい、この公演を選んだ理由が、どこにいてもファンの方と目線が合うなって個人的には一番感じていて、生誕祭にするんだったら一番どこにいてもファンの人が喜んでいただける、そして私を見ていただけるこの公演にしたいなと思って選ばせていただきました。
はい、なので、ほんとに今日来れなかった皆さんも、こうして見てくださっている皆さんも、来てくださった皆さんも、凄く凄く楽しんでもらえたら嬉しいなと思います。はい。
はい、20歳の1年も皆さんにたくさん支えられてきたので、21歳の私も、こんな私ですが、是非近くで支えてくださるととっても嬉しいですし、恩返しができるように精一杯頑張りますので、是非、21歳の私もよろしくお願いします。
今日は本当にありがとうございました。
(2025年4月4日、AKB48劇場、「ここからだ」公演)