27歳はどんな1年でしたか? 28歳はどんな1年にしたいですか?
27歳は、やっぱ一番大きかった出来事で言うと、やっぱカバーアルバムのセンターをやらせていただけたことかなって思っていて。
今までは自分が選抜にいて、センターを近くで見ていて、なんか「プレッシャーと戦っているんだな」とか、「どう支えていったらいいかな」とか、なんかセンターを見て感じ取ることしかできなかったけど、自分が初めてセンターという当事者になった時に、やっぱ、抱えきれないプレッシャーというか、言葉にならない不安とかを感じることができて。
でもその経験のおかげで、やっぱ自分は成長できたなって思うし、最初は「自分なんかがセンターじゃダメだな」とか凄い思ってたし、後ろ向きだったんですけど、センターが発表されてからファンの方が「おめでとう」って言ってくれたりとか、歌番組とかたくさん見てくれて、たくさん切り抜いてDMで送ってきてくれたりとか、そういう1つ1つの、なんか「嬉しかったよ」っていう言葉が私も凄く嬉しくて、「センターやって良かった」って、本当に今では思えるようになったし、そう思わせてくれたのはやっぱファンの方だったので、本当にまずはセンターをやらせていただいて、本当にありがとうございました。
そして、やっぱ自分の中の変化としては、やっぱ卒業を決めたことがね、大きかったと思うんですけど、やっぱ自分はけっこう長い間どうしようかなって悩んで、決断して、あの日に発表したけど、ファンの方にとっては急に推しメンが卒業発表を告げられたっていう衝撃をどうしても与えてしまうっていうことで、なんか複雑な感情にさせてしまうってことが凄く、なんか申し訳なくて、なんかどうしたらいいかわからなかったから、その発表する前も、発表してからもファンの方の声を聞くのが凄く不安だったんですね。
でも、その発表してから半年間、ファンの方と会ったりとか話したりする中で、やっぱ最初は「寂しいよ」とか、なんか「やめないで」っていう声がとっても大きかったんですけど、時間をかけていく中で、それぞれが皆さん整理をこうついていった上で、私に対して「頑張ってね」とか「これからの彩希も楽しみにしてるよ」って背中を押してくれたので、「あっ、これからもこんなたくさんの声があれば、この先私がどういう道に行っても自信を持ってステージに立てるな」と、改めて確信を持てた気がしたので、27歳、大きな変化、決断しましたけれども、ファンの方と一緒なら大丈夫だって思えた27歳でした。本当にありがとうございました。
28歳。28歳だって! ヤバイ。
なんか本当に自分まだ全然22ぐらいだから、なんだろうな、やっぱずっとAKBにいたっていう、その変わらない環境のおかげで、若々しくなんかこう、考え方とかすべてにおいて、ずっとこうフレッシュでいれられたんですけど、やっぱ一歩違う世界に出てみたら絶対違う景色も見えるだろうし、まあまた多分揉まれて落ち込んだりとかして、多分色んな経験をしていって、ほんとに28歳っぽくなったらいいなっていう、自分の中の理想があるので、まあこれからも、まー少しずつではありますけど、自分の理想に近づけるように、不安より楽しいが勝つ28歳にしたいなと思っていますので、是非皆さんそばにいてくれると嬉しいです。これからもよろしくお願いします。
素敵な生誕祭を開いてくださった皆さんにメッセージ
えっと、スタンドフラワー。凄い! 何あれ? ビックリしたんです。
愛佳がめっちゃ見してきてくれて。
※田口愛佳「やめてよ、なんかネタバレしたヤツみたいになるじゃん」
いやいやいやいや、なんか実際ロビーに私も行けなかったので、凄い楽しみにしていたんですけど、「なんてったってアイドル」の、あの階段とか、あと毎年オルゴールをね、作ってくださったりとか、あとはね、ゆいりんごちゃんとか、いつの日からか毎年作るようになりましたけど、これ大変ですよね?絶対。
ね、誰が、誰が作ってるの?
本当に、なんか、何て言うんだろう。けっこうこう、デジタル化が進む中でっていうか、なんかこう手で作ることって無くなってくるじゃないですか、なんか。SNSとか便利な時代だから。
こうやってやっぱ1つ1つ皆さんの手で作ってくれるものって、やっぱこの世に1つしかないし、この日は今日しかないから、自分の誕生日がこんなになんか凄い日なんだって、こう記憶に、なんか残せれる日ってこの先絶対ないと思うから、本当に今まで14回ぐらいかな?生誕祭。14回? 13回? 14回? まぁ13.5回やらせていただいて、本当に毎年毎年当たり前のようだったけど、本当に幸せな日でした。
もう、この新劇場でも初めて今日は生誕祭やらせていただきましたけど、最後って思うと寂しいは寂しいんですけど、やっぱ、あの昔『逆生誕祭』があったみたいに、私もこれからは皆さんのお誕生日も祝いたいぐらい、やっぱ日常的な会話ができるぐらいの変わらない距離でいたいなって思っていますので、是非これからも末永くよろしくお願いします。
(2025年6月15日、AKB48劇場、「ここからだ」公演)