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村山彩希 卒業スピーチ全文 (卒業公演)

まずは、何で「僕の太陽」公演をやったかと言いますと。

ね、始まった時、どこまでこの「僕の太陽」公演やるのかな?って多分凄いざわざわしてた感じも、凄い私は楽しかったし(笑)、ユニットで「アイドルなんて呼ばないで」から出てきた時に、「あっ、やっぱやるんだな」っていう、皆のその反応も面白かったし、なんか、やっぱコンサートをやらせていただいて、やっぱコンサートはコンサートのセットリスト考えたんですけど、まぁ、あれはあれで私はもう100点だと思ってるし、あれ以上ないと思っていて。

で、それが終わったあとに「卒業公演何する?」ってなって、やり残したこととか思って、色々考えてたんですけど、「最後劇場でやるなら劇場公演に勝てるものなくないか」と、自分の中で、「やっぱここに立つからには劇場曲しか勝たないのでは?」っていう風になりまして、本当にギリギリのギリギリで「僕の太陽公演やらせてください」と言いまして、コンサートに引き続きメンバーにまた迷惑をかけてしまいました。

でも、本当に、まぁ通常公演とあんまり変わらない、慣れ親しんだ「僕の太陽」公演でしたけど、1コだけ違ったのはユニット全部出たっていう。これ1回だけやってみたかったんですよ。

コンサートで、けっこうユニット全曲出たりとか、早替えでけっこう葛藤した部分、けっこう衣装さんも考えてくださったんですけど、「やりきった」と思ったら「またかい」みたいな感じが多分あったと思うんですけど、その衣装さんの協力もあって全曲出演することができました。

なので、これがなんか一番自分らしい締めなのかなとも思ったので、なんか自分らしすぎて、卒業公演だよね?っていう部分は本編ではありました。

思ってたんだけど、やっぱドレスに着替えて、ここに立つじゃないですか。やっぱ慣れたこの場所でも、いつもなら終演後、汗だくな私が、今日はドレスを着て、こんな一番綺麗にしてもらってるということは「卒業なんだ」っていう風に、だんだん感じてきて、しまいました。寂しいです、ほんとに。

なんか。んー、やっぱAKB48に入って、楽しいことも、つらいことも、ほんと色んな感情を学ばせていただいたんですけど、やっぱ自分が卒業するってなってから、やっぱ当たり前の日常が当たり前じゃなくなるわけじゃないですか。

だから、改めてメンバーが大好きだなとか、このステージが大好きだな、ファンの方とのこの空間が大好きだなって、もうほんとに感謝でしかなくて。

ほんとに何度も言うんですけど、出会ってくれて本当にありがとうございます。

えー、なんだろうな。

私は、まぁ、これからも芸能界を続けていくって、ファンの方のおかげで決心がついたわけなんですけど、続けていくからには自分らしくいたいし、ここで培ったことを、その自分らしさと自信に変えて、自分らしくいれるようにするためにも、やっぱこの先きっと揉まれると思うし、つらいこともあると思うんですけど、一生懸命乗り越えていきたいなって思うし、やっぱAKB48に入って、色んな出会いがあって、色んな経験させてもらえたからこそ、外の世界に出てからも色んな人と出会って、もっともっと成長した姿を見せれたらなと思っていますので、是非28歳の1年、私多分凄いつらいとか、色んなことを弱音を吐くと思うんですけど、是非そばで見守ってくれると嬉しいです。これからもよろしくお願いします。

それで、1つお願いがあるんです。お願いがあって。そう、お願いがあるんですけど。

やっぱなんか、AKBを好きになってとか、皆さんと出会って、皆さんが私のことを好きになってくれて、私が好きな劇場を好きになってくれて、そこから色んなメンバーを知ったっていう方も絶対多いと思うんですよ。

きっとその出会いって、絶対、なんか、臭いこと言いますけど、運命だと思うんです。

だから、私と一緒に、なんかこうAKBを卒業するっていうファンの方も凄く多くて。嬉しいけど、もし少しでも気になってる子とか、この子応援したいなって思う子がいれば、是非その子の背中を押してあげてほしいなっていう。

だから、ワガママを言いますと、これからのAKBと村山彩希を応援してほしい。(拍手)

私もこれからそちら側に行きますので、一緒にAKB48ファンとして一緒に活動しましょう。(笑)

※岩立沙穂「握手会とか並んじゃう?」

いるかもね。

でもほんとになんか、メンバーと離れるのほんと寂しいから、やっぱこの距離感変えたくないし、ファンの方とのこの距離感も絶対に変えたくないから、この環境を変えない努力は絶対するので、絶対また皆と楽しいを共有していきたいと思っていますので、悲しいけど、それ以上に楽しい思い出をいっぱい作っていきたいなと思っています。

これからも村山彩希の応援をよろしくお願いします。

──最後の曲「シアターの女神」終了後──

やっぱり、まぁこの「僕の太陽」公演をやった理由もそうなんですけど、やっぱ「シアターの女神」になるきっかけになった時期にやってた公演が「僕の太陽」公演だったから。

私がソロコンサートの時に「AKB48人生を劇場に捧げます」っていうことを宣言したんですけど、捧げることできたかな? (拍手)

今までは出演回数とか気にしたことなかったけど、唯一この数字とか形にこだわったのは、やっぱ劇場が初めてだったから、この最後に「シアターの女神」を歌って、自分の中でも「こうやって綺麗に終わったんだよ、ゆいりーは」っていう風に、良い話だったなって思えるようにこの曲を選びました。

──最後の最後にひと言──

いっぱい後輩もったから強くなった気がします。大人になった、私。さすが28歳。だからこの調子でどんどん、皆さんに心配かけないように、でも甘えさせてください時々。これからもずっとずっと頑張り続けますので、ひとまずAKB48約14年間本当にありがとうございました。

(2025年6月15日、AKB48劇場、村山彩希 卒業公演)

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