ファンの皆さんへ
今日は私のためにこんなに素敵な生誕祭を開いていただいて本当にありがとうございます。
今日で21歳になりました。
ファンの皆さんにとって二十歳の年は今までで一番心配をさせてしまった1年になってしまいました。
成人として大人になるべく年で皆さんにたくさん心配をさせてしまったこと、ずっと申し訳なく思っています。
ほかに自慢できる推しでいたい。そう思う反面、研究生になったあの日から私を応援するということでファンの方を幸せにするどころか恥ずかしくなってしまうんじゃないかと。それなら私はアイドルを卒業した方がいいんじゃないかとずっと悩んでいました。
それでも握手会などで私の前では「ずっと推しでいるからね。離れないよ」って声をかけてくださる皆さんの大切さがとても身にしみました。
そして、今の私は研究生の皆に感謝の気持ちでいっぱいです。
研究生として活動すると決めてから、皆と同じことができなくて自分から居場所を無くして1人苦しくなってしまうこともありました。
今思えばまだそのとき本当に覚悟は決まってなかったかのように思えます。
馴染めない自分がいる中でどんどん時間が過ぎ、研究生にとって私はマイナスになってしまっているのではないかと落ち込むことが凄くたくさんありました。
それでも1期生として初期から活動してきたことに変わりはないし、それでファンになってくれた皆さんを思うと「今ここで挫けてしまったら皆さんが応援してきてくれたことが無駄になってしまう」とやっと気づきました。
だから研究生として本当に頑張ろうと覚悟ができました。
これまでその覚悟を決めるために本当に時間がかかってしまい、ごめんなさい。
研究生の皆に「みなちゃん」って呼んでもらえたり、気軽に話しかけてくれたりすると自分の居場所がやっと見つかったように思えて嬉しくてたまりませんでした。
そして、これはまたずっと言えてなかったのですが、皆のことをよく知らなかった自分がいたので、研究生になってすぐ研究生17人全員のプライベートメールを取り撮り始めました。
※メンバー「ウソでしょ?」
ほんとです。
するとファンの皆さんが知っていることを色々と知れるようになり、1人1人のことがよくわかりました。
そんな今日は皆からバースデーメールがたくさん届いて(客笑) ファンの方と同じようにとっても嬉しかったです。ありがとう、皆。
※メンバー「すっごい恥ずかしい」「恥ずかしい」
今の私にとって、そんな研究生皆はかけがえのない存在です。
皆のことを考えている時間も、皆に会えている時間も本当に楽しくて本当に幸せで、いつも恥ずかしくてあんまり伝えられてないけど、研究生の皆が大好きなんです。(拍手)
18人皆がそれぞれ公演を良くしようと思っていたり、仲の良いこの雰囲気が私は本当に大好きです。
私を応援してくださってるファンの皆さんも「研究生のことを好きになった」って言ってもらえることも増えて、自分のことのように嬉しかったです。
こんな私が言える立場ではありませんが、今の研究生にとって私は目標ができて、自分の中で研究生にとっての縁の下の力持ち的存在になりたいなという目標が今あります。
まだまだ未熟ですが、アイドルとしての難しさと楽しさに気づけた二十歳を経験し、今日からまた21歳を歩んでいこうと思います。
これで私の思いは全て伝えられました。
今日はこのような素敵な生誕祭を開いていただいて本当にありがとうございました。(拍手)
(2020年1月15日 NGT48劇場 研究生「PARTYが始まるよ」公演)