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渡部愛加里が豊永阿紀に送ったお手紙全文 (豊永阿紀 23歳の生誕祭)

とよさんへ

お誕生日おめでとうございます。

2回目のお手紙を書かせていただきます。

3年前、お手紙を書いた頃の私は、とよさんに頼ってばかりでした。1つ任されたことを終えたらすぐに泣いてしまうくらい弱かった私を「頑張ったね」ってぎゅっとしてくれたこと、今でもずっと覚えてます。

あれから3年が経った今、頼ってばかりなことに変わりはないけど、あの時よりもとよさんが私のことを頼ってくれてる気がして嬉しいです。

昔は私が曲のあおりを相談するばかりだったけど、最近はとよさんの「どうかなー?」っていう相談を聞いたり、話を聞く機会が増えたなと感じます。

そして今年に入ってから初めてと言っていいくらい不安そうにしているとよさんを見る場面がありました。

私が困っていたり不安そうにしていると、とよさんはすぐに気がついて話を聞いてくれて、言葉をかけてくれます。

でも私は何も言葉をかけることができませんでした。そっとそばにいることしかできなかったの、今でも後悔してます。

コンサート終演後、舞台袖で涙が止まらなくなっていた時も、私は何も言葉をかけられず、ただそばにいるだけでした。

あの時、何か言葉をかけていたら少しは背負うものが軽くなっていたのかな?とか、たくさん考えちゃいました。

唯一話せた言葉は「もう大丈夫ですか?」その一言です。とよさんは笑顔で「うん!」と言っていました。

いつも後輩の前では強くて、弱音を吐いたりする姿を見たことがないです。でも私はその涙を見て、とよさんにはたくさん背負っているものがあって、それは目には見えないくらい重たいものだと感じました。

私はとよさんみたいにうまく言葉をかけたりすることはできないけど、話すことでとよさんの背負っているものが軽くなるならいつでも話を聞きます。何かあればすぐに駆けつけるから、いつでも連絡してください。頼ってばかりな私だけど、たまには頼ってくださいね。

いつもみたいに嬉しいことがあった時も連絡してね。

私はHKT48に入って、とよさんの後輩になれて幸せです。

こんな素敵な先輩が近くにいてくださること、私にとっての宝物です。

「何をしてても味方だよ」と言ってくれた言葉を胸に、これからも頑張ります。

そして1つお願いがあります。これから先たくさんの後輩が入ってくると思うけど、ずっとドラ3のお姉さんでいてください。

またゆっくり美味しいご飯でも食べながら色んなお話ししたいです。お仕事の時、一緒にいる時間長いのに2人っきりでどこかへ行ったり、ご飯に行くことあまりないな~って気がつきました。

改めて、お誕生日おめでとうございます。

とよさんのことがずっと大好きです。

愛加里より

(2022年12月23日 西日本シティ銀行 HKT48劇場 チームH「RESET」公演)

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