三女・ゆうちゃんへ

お誕生日おめでとう。

ゆうに手紙か。真剣に書くの初めてだし緊張するね。

5人家族の3人姉妹で三女の彩希。今も昔と変わらずお姉ちゃんと同じくらいわがままで、パパと一緒にうるさいくらいのムードメーカーで、ママと同じくらい家族思いの優しい彩希。

寝る時はいつの季節も隣にいて暑苦しいくらいギューってしてくるし、外に出るとずっと手を組んできてほんとに甘えん坊。そんなゆうがアイドルでAKBなんだよね。ほんとに凄いなー。

オーディションの日、電車で面接の質問一緒に想像して、ドキドキしながら会場に向かった時、「絶対受かるね。いってきます」って向かったゆうの顔はいつもにまして緊張していて、こっちまでドキドキしたよ。

合格を聞いた時、凄く嬉しかったのに、素直に応援してあげられなくてごめんね。

羨ましくて全然応援してあげてなかった私にしつこいほど「お願いだから来て」と招待されたのがゆいりーになって初めての生誕祭。幕が上がって初めて見たゆいりーに本当に感動して、号泣したのを今でも覚えているよ。

録画したAKBの曲を何回も何回もリピートして、家で一緒に覚えていたのが懐かしいね。夜中なのに歌って踊って汗かいて、ずっとAKB観てたもんね。今じゃテレビの前でゆうが踊ってるのを何回も何回もリピートして、家族で泣きそうになりながら感動しているんだよ。スクリーンに映るたび、家でも会場でも叫んじゃうのは親と同じくらいの姉馬鹿なんだね。

研究生で頑張り続けたゆうが、東京ドームで昇格発表された時、まさか呼ばれると思わなかったから声を出すほど涙が止まらなくて、本当に嬉しかった。あの時のファンの方の彩希の声援もチーム4ができたあの光景もゆうの満面の笑顔もずっとずっと忘れないよ。

たくさんのファンの方に応援していただけて、たくさん素敵な仲間もできて、たくさんのスタッフの方に支えられて、いろんな人に愛されてるゆうが羨ましくもあり、本当に自慢だよ。

これから先まだまだ辛いことや悩みが増えてくると思うし、壁にぶち当たる時もあると思う。だけど、ゆうにはたくさんの仲間や周りの方もいるし、家族だって側にいるんだから、自分1人で抱え込まないで相談するんだよ。ママと言い合ってるのもよく見るし、いろいろと頼りない家族だけど、大好きなゆうを待ってる、安心できる環境はずっとあるからね。

彩希の笑顔はみんなを元気にするから、これからも元気に明るくみんなから愛されるゆうでいてね。

大好きな大好きな妹、彩希。逆に頼っちゃう時もあるけど、親に怒られるぐらいこれからも一緒にバカ騒ぎしていこうね。

最後になりましたが、彩希を支えてくれるメンバーの皆様、ファンの皆様やマネージャーさんやスタッフの方々、本当に素晴らしい生誕祭を開催していただきまして感謝の気持ちでいっぱいです。これからもみんなで彩希を支えていくので、ずーっと応援よろしくお願いします。

伝えたいことが多すぎて伝わり辛くてすみませんでした。今日は本当にありがとうございました。

長女、あーちゃんより

(2014年6月18日 AKB48劇場 チーム4「アイドルの夜明け」公演)