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姉からのお手紙全文 (諸橋姫向 卒業公演)

姫向へ

こんにちは。諸橋姫向の姉貴、らいり(?)です。

今回は保育生、小学生ぶりに妹にお手紙を書きます。つまりは十数年ぶりのお手紙ですね。

昔はお手紙が大好きで、家にポストを置いて、家族中で手紙交換をしたりしていました。

特に姉妹喧嘩で泣き虫姫向が泣いた数時間後に私がお手紙で謝って仲直りするのは日常茶飯事でした。

クリスマスには親族が用意してくれるプレゼントがそれぞれ違うものだと、たった色味が違うだけでもプレゼントの取り合い、しまいにはとりあえず泣いていました。

よく考えれば私の思い出の中にある姫向のイメージはとにかく負けず嫌いで、泣き虫だった気がします。

そんな妹と部活動も習い事も行事ごとも全て二人三脚。昔から1人だと何も行動できない性格の姫向は私の後ろに必ずいました。

外交的で、どこでも連れてってくれる面白いお父さんと、内側から常にサポートしてくれて、真面目で心強いお母さんの元に生まれた私たちは案の定、奇想天外な育ち方をしてしまったと思います。

そんな私たちは3年前に離れ、お互いが干渉することは少なくなりました。

そんな中で手探りながらアイドルの道を進む姫向を見て私は誇らしかったし、努力家で、負けず嫌いで、優柔不断なところはいい意味でアイドルのチャームポイントになったんじゃないかなと思います。

そして、これから再び姉妹で同じ道を進むような気がしています。

結局私がいないとダメなんじゃん?って思いながらも一緒にダンスに通うのを楽しみにしたりしてます。

今日までよく頑張ったね。お疲れ様。

最後に、卒業おめでとう。

第二の人生を歩んでね。

姉より

(2022年11月9日、NGT48劇場、諸橋姫向 卒業公演)

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