もかちへ
ちょっと時間は経っちゃったけど、お誕生日おめでとう。
もう「もかち」って呼び方で私が誰かわかってると思うけど、続けますね。
いつ頃仲良くなったっけ?と思い出せないくらい気づいたらよく話すようになっていて、可愛い後輩、妹、たまに友人みたいな存在でした。
それが完全に戦友、同志となったのが「劇はじ」ですね。
私たちは演出、プロデューサーという役職で関わってきたけど、もかちも初めてのことだったはずなのに本当に本当にたくさん助けてもらいました。
私の仕事内容やスケジュールまで把握していて、私が次に何をしなければいけないのかわからなくなった時にさっと教えてくれたり、私が色んな案がありすぎて、どれが大切かわからなくなった時にヒントをくれたり、短い期間で動画編集をできるようになっていたり、本当にあなたはできる子過ぎましたよ。
2人で寝る時間を削って削ってZoomしながら作業をしてた毎日がもう懐かしいけど、不本意アンロックはもかちがいなかったらできなかった作品でした。
この劇はじ期間中にプロデューサーという仕事に追われすぎて自分の思うアイドルができていないと爆発した時があったそうです。
そのことを話してくれた時の「私はアイドルを捨てれないんですよねー」って言葉とスッキリした笑顔がとても印象的でした。
自分の中でのアイドルとしての理想がしっかりあって、そこに近づくための努力を惜しまない姿が本当にかっこよくて、可愛くない言い方かもしれないけど、たくましいです。私はそんなもかちのこと、心から尊敬しています。
そんなもかちはまだ18歳。こんなに色んなことに手を抜かずに取り組めるもかちなら、これから何だってでききますね。
これからのもかちを先輩としても友人としても楽しみにしています。
改めてお誕生日おめでとう。
下野由貴より
(2021年3月20日 西日本シティ銀行 HKT48劇場 「博多なないろ」公演)