運営の皆様、本日は由良朱合の生誕祭を開催してくださってありがとうございます。そしてファンの皆様、メンバーの皆様、スタッフの皆様、いつも朱合がお世話になりありがとうございます。

由良朱合の母です。

人生の節目の20歳の生誕祭ということで、少し朱合の人生を母親目線で振り返ってみたいと思います。皆様、少しお付き合いください。

20年前の3月12日、由良家の次女として生まれた時の朱合は色の白い可愛い赤ちゃんでした。

小さな頃から顔はさておき(笑) 仕草の可愛い女の子で、お姉ちゃんの友達や同級生のお姉ちゃん達からよくお世話をしてもらって可愛がられて育ってきました。そのおかげか面倒見の良い素直な優しい子に成長していたように思います。

芸能界に興味が出始めたのは小学校の時、転勤で住んだ浦安が始まりではないかなと思います。仲良くなったお友達のダンス教室を見学した時、東京でレベルの高さ、小学生とは思えないダンスやダンス教室の雰囲気、親子で虜になりました。

そして同級生たちが気軽に何度もオーディションを受けている事実。衝撃的でした。

私の周りの広島では「アイドルになりたい」と言うのも少し恥ずかしいような空気があって、本気で目指すものではないとずっと思っておりました。でも「目指してもいい?」と思えるようになりました。

しかしその年の3月、東日本大震災で家が傾き、住むことができなくなり、たった1年で広島に帰ることになりました。

怖い思いや寂しい思いを忘れるため、広島でもアイドルを近づこうとダンススクールに通わせることにしました。

最初は歌もダンスも下手で何回も泣きながら必死に練習し、頑張っていたのを覚えています。

そのうちSTU48に入りたいと言い、これが人生最後のオーディションと決めて受けたドラフト会議。ファンの皆様のおかげで入ることができました。本当にありがとうございます。

でも、STU48のメンバーに入らせていただきましたが、習ってきたダンスや歌を披露する場はほとんどなく、頑張っても頑張ってもお仕事がほとんどない日々が1年続き、本人もつらく、心が折れている気がします。運営の皆様、朱合は頑張ってます。ずっと夢を叶える努力をしてきました。今年は何卒もう少しお仕事をいただければ嬉しいです。母からの願いです。どうぞよろしくお願いします(笑)

話は逸れましたが、ざっと朱合の人生を振り返ってみました。

そしてママから朱合に伝えたいことがあります。朱合ちゃん、20歳のお誕生日おめでとう。こんなにたくさんの方にお祝いしてもらえてなんて幸せなんでしょう。朱合の喜んでいる顔を想像するだけでママはとっても嬉しいです。朱合のおかげでママは凄く楽しい人生を送ることができました。感謝しています。

今は朱合に何もしてあげれないのにママをいつも助けてくれて本当にありがとう。優しい朱合、大好きです。これからも仲良くしてくださいね。

それからファンの皆様やスタッフの皆様をはじめ朱合に関わる全ての皆様に感謝の気持ちを忘れず、常に謙虚で前向きにこれから頑張って欲しいです。

朱合の人生はまだまだ始まったばかり。今からきっと花が咲きます。つらいことが多いと思うけど今何が大事か考えて諦めず、しっかりと自分の人生を輝かせてくださいね。

最後になりますが、ずっと頑張ってきた歌とダンス、今日披露する機会をくださった運営の皆様、本当にありがとうございます。そしてファンの皆様、メンバーの皆様、朱合の生誕委員会の皆様、貴重なお時間を朱合のために作ってくださって本当にありがとうございました。これからも由良朱合をどうぞよろしくお願いします。

(2019年3月23日 AKB48劇場 STU48出張公演)