りいちゃんへ

16歳のお誕生日おめでとう。

ママです。

15歳お疲れ様。よく頑張ったね。

今日ママも劇場でりいちゃんのパフォーマンスを見たかったけど、そこにいるりいちゃんを見ると涙が止まらなくなりそうなのでお家でDMMを観ることにしました。

15歳のりいちゃんには色んなことがあったね。

りいちゃんは小さい時からおしゃべりが大好きで、クラスの中では中心にいるのに謎の恥ずかしがりで、発表会とかでは引っ込み思案を発揮していつも目立たないようにしていたよね。

小学校にダンス部があったので、バレエを習っていたし、ダンス部に入って欲しくて3年間お願いし続けたけど、入ってはくれなかったよね。

でもその3年後にNMBで活動を始めて、公演に出ることができて、ママは念願のダンスをしているりいちゃんの姿をたくさん見ることができました。ありがとう。

BII公演の初日は感動したよ。その日は高校に入ってからのテストも初日やったよね。本当に大変やったと思います。

公演が始まる前は本当にちゃんとできるのかドキドキしてたけど、始まってからは安心したのと、ちゃんとできてることにビックリしました。

ママはBII研究生で一番に公演に出ることが目標だったと思っていたけれど、それよりもより完璧に公演を覚えてミスをしたくないって思ってたんやね。凄く伝わりました。いつもふわふわしていて、適当さんとばかり思っていたから初めて知ったりいちゃんの一面でした。

BIIではコンサートにも参加させていただいて、いい経験になったね。ママはりいちゃんの「おNEWの上履き」を見ることができて広島まで行った甲斐がありました。ピンクの衣装可愛かったよ。りいちゃんは可愛い曲は嫌って言うけど、ママは可愛いりいちゃん好きやから可愛い曲いっぱいやってほしいな。

研究生公演ではセンターに選ばれたよね。NMBに入って最初はお披露目、バックダンサー、BII公演とダンスを覚えることに必死で戸惑っていたけれど、オーディションやレッスン、公演に出演していく中で学習しながら努力した結果だと思います。

研究生公演のオーディションでのりいちゃんは気合が違ったよね。それはセンターに選ばれたいからではなく、絶対に初日メンバーには選ばれたいという思いで必死に頑張ったよね。

センターになりたいって強く思っている人達がいる中で自分がセンターに選ばれたことは驚きでしかなく、凄くプレッシャーを感じだと思います。

そんなプレッシャーの中、U-19のコンサートで「想像の詩人」のセンターに選ばれた時だけはもの凄く嬉しそうで、NMBの活動を始めてからあんなに素直に喜ぶ姿はその時しか見たことがない気がします。そんな姿をまた見ることができるといいなと思います。

公演では周りからの重圧を感じることもあると思うけど、りいちゃんは自信の持てる人になりたくていつも自分と戦っているように思います。

研究生公演が始まる前日は思うようにパフォーマンスができなくて、どうすればいいかわからなくて、泣きながら家に帰ってきたね。でも次の日にはちゃんと立ち直って立派に初日公演ができて感動したよ。

りいちゃんは何も口にはしなかったけど、研究生公演が始まってから年末まで目標があったと思います。だから研究生公演、BII公演でよりいいパフォーマンスができるように必死で練習してたよね。

公演で納得のいくパフォーマンスができなくてどうすればいいかわからなくて泣きながら家に帰ってくることも多かったね。

そんな中、年末を迎えて、2018年最後のブログでもの凄く前向きな内容を書いていたよね。そのブログを読んでママは現実とのギャップに一番驚いたよ。この子は今もの凄く苦しいはずなのに、なんでこんなことが書けるんやろうって思いました。

そしたらドキュメント番組で「年越す時に嫌な思いして年を越したくないから」ってコメントをしているのを目にして、そうやった、りいちゃんはそういう子やったってハッとしたよ。

いつでもどんな時でも幸せでいたいから、つらくても頭の中では楽しいことばっかり考える。りいちゃんはいつも言うよね。「りいは1日が終わる時に嫌な気持ちで終わりたくないねん。だからどんな時でも楽しかったって思えるように終わりたいね」

15歳のりいちゃんはそう思えない日があったかもしれないし、16歳のりいちゃんもそう思えない日があるかもしれないけど、1日でも多くそう思える日々になるといいね。ママは何もしてあげられないからそっと見守って応援しています。

16歳もりいちゃんらしく毎日幸せに過ごしてほしいです。

りいちゃんが可愛くて愛しくて仕方がない気持ち悪いママより(客笑)

大田莉央奈「気持ち悪い」

P.S.

そうそう、パパに一言お願いしたら「いつも応援してる」やって。本当に一言でした。(客笑)

大田莉央奈「冷たい」

最後になりましたが、生誕祭を開催してくださった運営の皆様、スタッフの皆様、忙しいなか準備をしてくださった生誕委員の皆様、いつもお世話になっているメンバーの皆様、本当にありがとうございます。どうぞこれからも大田莉央奈をよろしくお願いいたします。

そして莉央奈を応援してくださるファンの皆様、莉央奈が落ち込んだ時たくさん温かいお言葉をかけていただいてありがとうございます。皆様の温かいお言葉やお手紙で莉央奈は救われていると思います。感謝しております。

アイドルとしては苦手なことが多い子で、これからも心配をおかけすると思いますが、温かい目で見守っていただけると嬉しいです。どうぞこれからも末永く大田莉央奈とNMB48の応援をよろしくお願いいたします。

(2019年3月21日 NMB48劇場 山本彩プロデュース「夢は逃げない」公演)