まりんへ
19歳のお誕生日おめでとう。
まりんの誕生日で手紙を読むのは、りなちーだと思うって予想してたけど、予想的中だね。
私が手紙を読ませてもらえるって決まった時、メンバーのみんなにまりんに手紙を読むのはりなちーしかないって言ってもらえて嬉しかったな。
まりんを一番最初に見たのは6期生オーディションの二次審査の待ち時間。私の斜め前に座ってたまりんは膝の上にノートを開いて、面接で言う事をずっとぶつぶつと練習してたよね。
面接で自分の意思をしっかりと持って、受け答えしているのを聞いて、ライバルながら「この子凄いな」って思ってました。
セレクションの初日は私が「あの時の子だ」って思ってるだけで、お互い話したこともなかったのに、次の日にはもう仲良くなってたよね。
持ってた物がたまたま同じで、ただそれだけのことだけど、それをきっかけに話すようになって、気づけばまりんがいつも横にいました。
合格発表の日、ちょうど七夕と近くて、2人で短冊に「2人で合格できますように」ってお願いをしたよね。
合格発表の時、私が最初に名前を呼ばれて、まりんがなかなか呼ばれなくて、もしかしてまりんの名前が呼ばれないんじゃないかも知れないって不安が出てきた時、まりんの名前が呼ばれて、その瞬間2人で大号泣したよね。あの時の嬉しさは一生忘れないと思います。
私はまりんが泣いている所を1回しか見たことがないです。まりんはどんなに悔しいことがあっても、私たちの前では絶対に泣かないし、弱さを見せない。泣き虫な私には、そんなまりんがかっこよく見えるけど、本当は弱虫で泣き虫なんだから、私ぐらいには少し弱い部分を見せてください。
逆に私は何かあるとすぐに大泣きしながらまりんに電話してしまうから、もっと強くなれるように頑張ります。
必要な時に助け合える関係。私にとってまりんは他のメンバーとは違う何かがあります。自由人すぎて、自分勝手で、頑固で、負けず嫌いな私たちだけど、本当にいいライバルだし、本当に大切な存在です。
私にはまりんがいてくれなきゃ困るけど、まりんにとって私はいてくれなきゃ困る存在になれてるかな?
これからつらいこと、悔しいこと、理不尽なこと、悲しいことたくさんあると思うけど、一緒に乗り越えていこうね。
まりんが笑ってくれるとなんだか嬉しいし、反応は薄いけど、喜んでる顔を見たくて、色々したくなります。今日の手紙の封筒も、まりん色を探してこれにしました。
お互いの生誕祭で手紙を読みたいって言ってたことが叶って、生誕委委員の方には本当に感謝でいっぱいです。
これからも良いライバルとして切磋琢磨して、上に上がってこうね。
出会えて良かった。大好きなまりん、本当に誕生日おめでとう。
莉奈より
(2018年12月29日 NMB48劇場 山本彩プロデュース「夢は逃げない」公演)