未夢、18歳のお誕生日おめでとう。

お手紙の話をいただいてから、未夢が生まれてからのことを振り返っていました。

反抗期は起こったこともなく、「勉強しなさい!」って言った記憶がないくらい素直で育てやすい娘だったと思います。

未夢で困ったことは1回だけ。高校から「親御さんと話がしたい」って電話がきたことかな。入学して初めての大事な模試を「新潟でのAKB48選抜総選挙に行くので休ませてください」って(爆笑) 正直に言ったものだから大問題に。先生を説得するの、大変だったよ。未夢がNGT48のメンバーになったから今では笑い話だけど。

今どんな気持ちですか? 去年の誕生日はドラフト期間中で、家族でお祝いするのは今年が最後になるかもしれないって話してたよね。

未夢が指名されても、どこのグループに入れるかわからないけど、少しでもNGT48に入れる可能性があるならドラフトを受けたいって言った時、本当は反対したい気持ちもあったんだ。

でも、NGT48の節目のイベントがある度に「今回も2期生の応募が無かった」って残念そうな顔や、何よりNGT48の1期生最終オーディションの帰り道、バックミラー越しに見た、丸まってずっと泣いている未夢の姿が忘れられなくて、いつかNGT48のメンバーになる夢を叶えてほしかった。

未夢の名前の由来はパパとママの未来の夢だからね。夢が叶って本当に良かった。

でも、これはスタートラインに立てただけで、大変なのはこれからだよ。

今日こうやって劇場に立たせてもらえること、握手会にファンの方が来てくださること、SHOWROOMで読みきれないくらいのコメントがもらえること、すべてが当たり前じゃないから。

ドラフトの時、SHOWROOMのラジオ配信でコメントがこない時に妹が一生懸命コメントを考えて送ってくれたことを忘れないでください。

たくさんの方に支えられて今があります。感謝の気持ちを忘れずに、これからも頑張ってください。

結果を恐れずに色んなことにチャレンジしてください。やってみてダメだった後悔は一時(いっとき)だけど、やらなかった後悔は一生だから。これからも未夢が色んな夢を叶えていく姿を楽しみにしています。

最後になってしまいましたが、NGT48のファンの皆様、生誕委員の皆様、運営スタッフ、メンバーの皆様、本日は貴重な公演で未夢の生誕祭を開いていただき、ありがとうございました。これからもどうか娘のことをよろしくお願いします。ありがとうございました。

父より

(2018年11月17日 NGT48劇場 チームNⅢ「誇りの丘」公演)