りんかちゃんへ

18歳のお誕生日おめでとう。

まさか大事な生誕祭のお手紙を任せてもらえるとは思っていなかったのでビックリです。

ここまでの関係になれるとは1年前は想像もしてなかったな~、なんて考えながら今までよりずっと近くで見てきたりんかのことを思ってお手紙にしたので、読んでもらえたら嬉しいです。

1年前のりんかの生誕祭、「今年の目標は先輩と仲良くなることです」って話していたのを凄くよく覚えています。

こんな私とも仲良くなりたいと思ってくれたのか、なるぴーに連れられて私の所にやってきたりんかが「江籠さん、りんかも友達になりたいです」って話してくれたの、嬉しかったな。

最初はその時お互いに嵌っていたゲームの中だけでのやり取りだったけど、いつの間にか2人でお出かけして映画を見たり、プリクラ撮ったり、友達と言うより可愛い妹ができたみたいでした。

KIIに昇格したばかりのりんかは何をするのが楽しくて、何が嫌いで、何を考えているのかもあんまりわからないような不思議ちゃんな印象だったんだけど、KIIのメンバーと話してて笑っているところや、ちょっと毒舌な部分も最近は垣間見えたり、少しずつ皆に心を開けるようになったのかなと思うことも増えて、「KIIに入れて良かったです」なんて笑顔で言われた時にはその可愛さにやられそうでした。それくらい私も嬉しかったよ。

つい先日、自分の思っていること、考えていることがなかなか周りの人に伝わらなくてどうしたらいいのかわからないって悩みを打ち明けてくれたことがあったけど、りんかの考え方もやり方もりんかにしかわからない、りんかだけのものだから正解や不正解なんてもちろんないし、もっと自信を持って発言して、行動して大丈夫だと私は思うよ。

それで嫌いになる人なんてもちろんいないし、応援してくれているファンの皆さんはもっともっとりんかのことが好きになって、ついて行きたいって応援してくれると思うな。今はなかなか難しいかもしれないけど、きっと大丈夫だと思います。

ファンの皆さんにはそんなりんかのことを優しく見守っていてほしいし、いつも味方でいてあげてほしいです。

ふわっとしてて大丈夫かな?って思うことももしかしたらあるかもしれないけど、それがりんかちゃんの魅力なので、いっぱい褒めてのびのびとアイドルをさせてあげてほしいなって私は思います。

心の許せる仲のいい同期のメンバーの卒業だったりで寂しいって思うかもしれないけど、いつでも味方でいるから、また電話でもLINEでもしてきてね。

マイペース過ぎるところはたまに心配になるけど、そんなりんかのことが私たちも大好きだから、これからも自分の思うままに、自分が一番楽しいと思えるやり方でりんからしく輝けますように。

18歳、素敵な1年にしてね。

江籠裕奈より

(2019年11月5日 SKE48劇場 チームKII「最終ベルが鳴る」公演)